正倉院のハープ「箜篌」(くご)
僕は、「竪琴」に憧れて音楽を始めたので、ハープ、琴(箏)、ライアー(竪琴)の類には、強く惹かれます。
(正確に言うと、小学生の頃にピアノを習っていましたので、「再開した」ことになりますが)
こういう、開放弦をたくさん張るタイプの楽器は、日本の伝統楽器としては、琴(いわゆるオコト、箏)のように、地面に伏せた丸太の上に、「水平に弦を張るタイプ」しか、現存しませんね。
一方、西洋では、支柱を立てて、「垂直に弦を張るタイプ」の「ハープ」が発達しました。
(サルテリー、カンテレなど、琴に近い水平弦タイプもありますが、民族楽器・古楽器として扱われています。)
ところが、正倉院には、垂直に弦を張るタイプの竪琴「箜篌」(くご)が所蔵されており、しかも西洋のハープとは全く異なる形状で、現存するものとしては世界唯一なのだそうです。
正倉院の「箜篌」(くご):模造品
http://
※現存する楽器の中では、ミャンマーの民族楽器「サウン」(ビルマの竪琴)に、似ています。
http://www.asahi-mullion.com/mullion/column/w-music/050203index.html
http://
ちなみに、この「箜篌」(くご)タイプの竪琴は、アジア各国の壁画によく出てくるにもかかわらず、どの国でも断絶してしまったので、演奏方法は誰にも分からないそうです。
日本に伝来した当初(奈良時代?)には、雅楽の一員として演奏されていたようなのですが…
箜篌(くご)と排簫(はいしょう)~断絶した雅楽器(竹友会さんのHPより)
http://
その、幻の楽器「箜篌(くご)」を、楽器としての演奏に耐えるものとして「復元」し、ハープ奏者が「再現演奏」するという試みが行われており、数年前に話題になりました。
「箜篌」(くご)の復元演奏を試みていらっしゃるハープ奏者
「斎藤 葉」さん
http://
で、それはそれで面白い試みではある、と思っていたのですが。
中国民族楽器のお店のHPを見て、仰天!!!
「箜篌」(クゴ)(ハープ)
価格:294,000円
歴史の長い中国楽器です
http://
日本の歴史家が正しいのか、中国人が正しいのか、よく分かりませんが、
世界は面白い!
と思いました。
| 固定リンク
トラックバック
この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/136227/15578979
この記事へのトラックバック一覧です: 正倉院のハープ「箜篌」(くご):

コメント