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2007年1月12日 (金)

アーミッシュ的「伝統と文明の共存」:馬車のウィンカー

母の英語クロスワードに付き合っていて、「アーミッシュ」という伝統社会について少し知ることになりました。

「アーミッシュ」(Amish)とは、アメリカ合衆国に暮らすドイツ系移民の一派で、近代文明を利用せず、電気・水道・ガスなしで質素な農村生活様式を守っている人たちだそうです。筋金入りの平和主義でも知られています。
詳しくは下記の記事を読んでいただくとして、彼らが具体的にどのように現代文明社会と共存しているのかということに興味が湧いてきます。

私たちは日本の伝統音楽を学ぶ身として、現代世界のグローバル経済&商業文化の拡大に対抗、あるいは共存する道を考えることから逃げることが出来ません。
ですから、例えばアイヌ民族、アメリカ先住民のような少数民族の方々が、どういう方法で伝統文化を守り伝えていこうとしているのか、具体的な方法に大いに関心があるわけです。(あるいは、国家単位でグローバル化に対抗しようとしているインド、イスラム、アフリカ諸国に共感を覚えることもあります。)

アーミッシュの方々は、超先進国のアメリカの真ん中で、しかも白人でありながら、伝統文化(生活手段、思想も含めて)を守り伝える少数民族的な生き方を選択されていることになります。
「白人の文明vs非白人の伝統」という図式(文明の衝突)で世界を見ることに慣れている私にとって、これは驚きでした。

そして、伝統社会と文明社会の共存を考える上で象徴的だと思えたのが、「バッテリーの電気で点滅する方向指示器(ウィンカー)のついた馬車」です。
参考:アーミッシュ入門
http://rose.zero.ad.jp/~zbm18386/amish.html

『彼らとてアメリカ市民ですから法律は守らなければなりません.きっと、これが現代文明を拒否している彼らのギリギリの妥協だったんでしょう.』

このような妥協は滑稽なものと見られがちですが、深く考えてみると、対立より共存を目指すという意味で、非常にアーミッシュ的な工夫なんですね。

相手の立場を尊重し、共存に必要ならば妥協もして、謙虚に伝統を守るアーミッシュ。
彼らから学ぶべきことは多いです。

【参考記事】
ウィキペディア日本版「アーミッシュ」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A5

アーミッシュ入門
http://rose.zero.ad.jp/~zbm18386/amish.html

極東ブログ:ペンシルベニア州アーミッシュ学校襲撃雑惑
http://finalvent.cocolog-nifty.com/fareastblog/2006/10/post_9efe.html

年下かばい「私を撃って!」…アーミッシュ校射殺事件(読売新聞サイトのキャッシュ)
http://megalodon.jp/?url=http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20061007i311.htm&date=20061009060518

自殺したアーミッシュ学校襲撃犯、葬儀営まれる(CNN日本サイトのキャッシュ)
http://megalodon.jp/?url=http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200610080011.html&date=20061009060555

NC-15:アーミッシュについて調べてみた2~徹底した平和主義者たち、そして許すってことの凄さ
http://d.hatena.ne.jp/muffdiving/20061012/1160637584

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