歌口の埋め戻し(プラ管篠笛)
さて今回はチョット難しい、横笛の歌口の補修改造例です。
一番左はゼンオンのプラスチック篠笛(七本調子B管)、その右はスズキのプラ管篠笛「飛天」(七本調子B管)です。本来、ほぼ同じ設計のものです。
右の「飛天」の歌口が広いのは、数年前に歌口を広げる改造を試し、広げすぎて失敗…した結果です。
この「広がりすぎた歌口」を修理するのが今回の目標です。
写真の中央にある白いマスキングテープを巻いた棒を管内に入れ、パテを入れていきます。
パテは縮みますので、余裕を持って多めに盛ります。
盛り終わったら、慎重に棒を外し、乾燥させます。
2~3日待ってから、ナイフとヤスリで丁寧に削ります。これは1週間待ってから削りました。急ぐと苦労が水の泡です。少しずつ作業しましょう。
筒音(最低音)から大甲(3オクターブ目)まで、バッチリ鳴るようになりました。まあ成功と言っていいでしょう。
ちなみに今回使用したパテは、洋画材料のアクリル絵の具下地剤「モデリングペースト」と「ジェル メディウム」、「との粉(黄色)」を混ぜたものです。
固まってもプヨプヨと弾力性がある感じなので、恒久的な修理材料としては向かないようです。(ちなみに、歌口エッジがプヨプヨの材質でも、笛はちゃんと鳴ります。ちょっと不思議です)
水性パテのコニシ「ウッドパテS」、セメダイン「木工パテA」のような、硬くなるタイプのパテのほうが良いでしょう。
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