12/1(金)~12/22(金)「井伊家伝来の笛」展示:彦根城(滋賀県)
江戸時代の大老を出した名門「井伊家」の彦根城(滋賀県彦根市)で、篳篥・横笛(龍笛・高麗笛・神楽笛)の収集品が展示されています。
「平清盛愛用品」「源義経愛用品」など、伝説つきの銘管もあります。(もちろん真偽は不明)
展示の一部をデジカメで撮影しましたので、ご紹介します。
※ 館内ではフラッシュ・三脚禁止です。しかもガラス越しですので、画質が荒いのはご容赦ください。
主な展示品は雅楽の横笛「龍笛」(竜笛、りゅうてき)です。雅楽の縦笛「篳篥」(ひちりき)も、結構見所があります。袋・筒・箱の装飾も必見。蒔絵はもちろんのこと、金具や象嵌の細かいところにまで凝ってあり、素晴らしいです。
彦根は能楽が盛んな土地柄なのですが、残念ながら今回は「能管」(のうかん)の展示はありませんでした。
ちなみに僕が吹いているような「篠笛」(しのぶえ)は庶民がお祭りで吹く横笛ですので、お武家様のコレクションには入らなかったんでしょう。ですが、「神楽笛」「高麗笛」という種類の笛を間近に見てみると、これは6穴のお祭り笛に良く似ていると思いました。
凝り性の殿様は、龍笛の自作にも挑戦されていたようで、このような工具が残されています。こういうところは庶民と変わりませんね。
さて今回私が見て一番感激したのは、陶器の篳篥(ひちりき)です。(写真の一番右)高級食器並みのキンキラキンで色鮮やかな模様が釉薬で描かれています。拡大写真を撮っておけばよかった…
象牙の細工は確かに素晴らしいのですが、脅威の新素材「プラスチック」を見慣れている現代人には、漆や象牙の貴重さがピンと来ないですね。
象牙・紫檀・鉄製の龍笛、分解できる龍笛というのもありました。
日本の楽器・笛 -井伊家伝来雅楽器から-
12/1(金)~12/22(金) 彦根城博物館(滋賀県彦根市)
井伊家12代直亮(なおあき)収集の雅楽器から、篳篥、竜笛、狛笛、神楽笛、平安~鎌倉時代の古い笛、合計35点を展示。豪華な袋や箱も見どころです。
常設展示には能面、能装束、笙、篳篥、箏(お琴)、琵琶も。
彦根城博物館
http://longlife.city.hikone.shiga.jp/museum/index.html
開館時間 午前8時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
入館料:一般 500円(児童250円)
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